遺跡って多いんですよね~。

初めての方は初めまして。

二度目の人は二度目まして。

三度目以上の人は、こんにちは!

中秋の名月は見ましたが、「とどろき」です。


一昨日のスーパームーンは見れませんでした。


スーパームーンを見るために

2回ほど出かけましたが、

一昨日は曇ってて見れなかったです。

DSC01643_1_201509300951062b8.jpg
うちの満月です☆


最近取引予定の土地がありまして、

その土地の調査において春日市の奴国の丘歴史資料館に行ってきました。


非常に親切な対応で、

色々と教えていただきました。


まず不動産の取引において、

重要事項説明書というのがあるんですが、

簡単に書くと、

「今から不動産を買う方に、最低限これぐらいは知っておきましょう」ってことが、

書面化されているものです。


その重説(じゅうせつ)の中で

埋蔵文化財保護法って項目があり、

戸建・土地を取引する時に

該当の土地のエリアが遺跡の圏内かどうかというのを

調べて書く必要があります。


で、

春日市遺跡図をもらってみたら、

大小あれど遺跡が埋まっているだろうという地域指定が
(埋蔵文化財包蔵地)

な、

な、

なんと、151箇所もありました。


この遺跡が埋まっているだろうという地域で、

新築を建築したい場合でも、

事前に申請し、

試掘という試し掘りを実施して、

大したものが埋まってないってなったら、

すぐに建築することが出来ます。


ただし、

試掘の結果、

重要な文化財が埋まっているとなった場合には、

本掘(ほんくつ)が必要となるんです!


この本掘、

個人の住宅建築の場合は、

費用は全部公的機関が持ってくれるんですが、
※地域によります。春日市では全額費用を出してくれるってことです。

本掘の人員が他の遺跡を発掘していた場合に、

半年ぐらい待たされる可能性があるってのが注意点ですかね。



で、

ちなみに実際不動産売買をする時に、

どの程度、

試掘対象エリアである遺跡エリアに入っていて、

その中で本掘になった物件が何件ぐらいあったかというと、

年間300件取引している店舗の店長していた時で、


試掘の対象エリア(遺跡があるかどうか)は全体の取引の5,6割ぐらいの感覚で、

さらにその中で本掘までなった物件は







0件!です。


上の方に書きましたが、

春日市でも151箇所の埋蔵文化財包蔵地がありますし、

太宰府市なんかで言えば、

どこでも試掘が必要になるって感覚ですが、

その中で本掘まで行くってのはあんまりないですね。


という訳で、

埋蔵文化財包蔵地に該当してても

そんな心配いりませんよって話でした。









万が一、
本掘に引っ掛かったって時は、
一生に一度の建築に思い出が増えたって思いましょう(笑)
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プロフィール

とどろき

Author:とどろき
福岡県大野城市在住、
春日市・那珂川町近隣にて
不動産をメインにお仕事中!

特に住宅にまつわる、

失敗しない買い方、
失敗しない売り方、
住宅ローンの支払を減らす方法、
家を買う時にするべきこと、

を中心に

人生で何度も経験することじゃないので、
知らなくて当たり前ですが、
知らないまま進めちゃ駄目ですよ!

ってな感じで、相談受付やってます。

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